MICEの一つ、コンベンション（Convention）とは？意味やユニークベニューを活用した開催事例について解説 -

MICEの一つ、コンベンション（Convention）とは？意味やユニークベニューを活用した開催事例について解説

2024.5.21

MICEの一つ、コンベンションとは？

コンベンション（Convention）とは、ビジネスイベントの総称であるMICE（読み方：マイス）の一つ。大規模な会議や集会、展示会や博覧会などを指し、その中でも、二か国以上の人が集まり行われる国際会議の意味で使われることが多いです。世界中から3000名以上が集まる大きなイベントになることも。政府や国際機関、自治体、学術団体、産業団体、企業などが開催または後援を行います。

国際色豊かなイベント内容が特徴のコンベンション。開催を行うことで、日本のみならず海外からもゲストを招くため、高い集客効果が見込まれます。参加者同士の交流から新たなビジネスチャンスにつながることも。コンベンションの開催は、実施する団体に大きなメリットをもたらすことでしょう。

そもそもMICEについて詳しく知らないという方は、こちらの記事もご覧ください。

MICEが日本の観光に果たす役割とは？ユニークベニューを活用した観光政策と合わせてご紹介

コンベンションにふさわしい会場の選び方

先ほども述べたように、コンベンション開催を行い新たなビジネスチャンスへつなげるためには、参加者同士の交流の場を設けることがポイントとなります。そのため、大人数が収容可能かつ交流しやすい会場がおすすめです。ただ会話をする場としてだけではなく、懇親会など多様なイベントに合わせて会場設計がしやすいところを選ぶのもポイントの一つ。また、日本・世界各地からゲストの方々を迎えるうえで、主要駅や空港からのアクセスの良さも確認しましょう。

会場の収容可能人数はどのくらいか、主要駅からのアクセスはどうか、この2点は必須で確認を行うことをおすすめします。

コンベンションにおすすめ、ユニークベニューとは？

今後のビジネスチャンスにつながる大切なコンベンション。招待するゲストの方々に特別感を感じていただける会場選びも重要となってきます。そこでおすすめしたいのが、ユニークベニューの活用です。

ユニークベニューとは、特別な（ユニーク）会場（ベニュー）という、本来の用途とは異なるニーズに応えて特別に貸し出される会場のこと。例えば、歴史的建造物や神社仏閣・城跡・美術館・博物館など、独特な雰囲気を持つ場所がその対象となります。特に、美術館や博物館など、既に会議や展示会などを実施している会場もあるため、効率的にコンベンションを開催しやすいメリットもございます。また、日本らしさを感じられる文化財で過ごす時間は、海外のゲストの方々に特別感を感じていただけることでしょう。

ユニークベニュー活用の事例をご紹介

今回は、日本を代表する都市の一つ・大阪にあるユニークベニュー会場をご紹介いたします。どこの会場もアクセスが良く、コンベンション開催にふさわしい会場でございます。

-大阪市中央公会堂

1918年、大都市の真ん中に位置する「大阪市中央公会堂」。国指定の重要文化財でもありながら、様々なイベントにご利用いただけます。

1,000席を超える客席を備えた大集会室では、コンサートや講演会、各種式典などに対応可能。ヨーロッパの宮殿を彷彿とさせる意匠が残る空間には、天井や壁面に描かれた日本神話や、窓一面のステンドグラスなど、多彩な芸術作品がございます。日本、そして海外の歴史に想いを馳せる時間をゲストの方々にお過ごしいただけることでしょう。